ゴキブリって駆除してもまた入ってくるかもしれないじゃないですか。手軽な方法でゴキブリを寄せ付けないことって出来ないでしょうか?
それならハーブを使うのが良いんじゃないでしょうか。
ハーブ???
ハーブなんかがゴキブリに効くのでしょうか?
全てのハーブがゴキブリに効くというわけではありませんよ。
でも、実はゴキブリが苦手な臭いなんかもあるので、アロマなんかも人気ですね!
どんな生物にも苦手なものというのがあるようで、ゴキブリにとっても嫌いな臭いがありました。それはハーブです。ハーブというと薬草・香草のことなので、ゴキブリに効果があるというのも納得ではないでしょうか。
そこで今回は、ゴキブリに効果のある天然ハーブとその使い方を紹介したいと思います。
芳香剤やアロマの効果もあって、更にゴキブリを寄せ付けないのなら一石二鳥です。しかし、中にはゴキブリには全然効果の無いハーブもあるので注意しましょう。
安全性という点を考慮して、殺虫剤などはなるべく使用したくないという場合には是非ハーブを利用してください。
天然ハーブのゴキブリよけ!その成分は?
天然ハーブの中にはゴキブリが嫌う成分が入っているものがあります。つまり、ゴキブリが嫌う成分がある天然ハーブを室内外に置いておくことで、ゴキブリよけが可能。
天然ハーブに含まれるゴキブリが嫌う成分とは何でしょうか。
天然ハーブに含まれている成分の中で、特にゴキブリに効き目があるのは次の3種類です。
- チモール
- リモネン
- オイゲノール
上記の3つの成分は清涼感や刺激のある強い香りというイメージ。何となくゴキブリが嫌うというのも理解できますね。
では、それぞれについてもう少し詳しく見ていきましょう。
ゴキブリよけにはチモール!歯磨き粉にも使われる?
チモールは天然ハーブからアルカリ抽出することができる成分です。以下のようなものにも利用されています。
- 防腐剤
- 殺菌剤
- 歯磨き粉
- 軟膏
- 石鹸
もちろん、ゴキブリを含む昆虫が嫌う臭いなので、ゴキブリよけとしても効果が高いとされています。
柑橘系の皮に含まれるリモネンはゴキブリよけに効果有り!
リモネンは一時期凄く話題になったので、あなたもご存知かもしれませんが、主に柑橘系の皮に含まれる成分です。
リモネンという名称はレモンに由来する成分で、柑橘系の独特の臭いがあります。リモネンを嫌う虫は多く、虫よけとしての効き目のある成分としても有名です。
また、リモネンと言えば油汚れを落とすのに利用されたり、ダイエットにも有効とされています。
殺菌剤や麻酔薬にも使われるオイゲノールでゴキブリを撃退!
オイゲノールは下記に示す天然ハーブなどに含まれる淡黄色の油状液体です。
- クローブ
- ピメント
- ローリエ
- シナモン
どれも独特の臭いをイメージできるものばかりではないでしょうか。また、オイゲノールは殺菌剤や麻酔薬などに使用されています。
もしかすると、独特の臭いが苦手な人もおられるかもしれませんが、臭いがキツイからこそゴキブリにも効果があるのかもしれません。
では、これらの成分を含む天然ハーブの中でもゴキブリよけとして効果があるものを紹介しましょう。
ゴキブリよけに効果のある天然ハーブと使い方
具体的なハーブの種類とか教えてください!
ゴキブリよけとして効果が高い天然ハーブは次の3種類です。
- スペアミント
- 日本ハッカ
- クローブ
また、ある程度ゴキブリに効果があるのは次の2つの天然ハーブとなります。
- レモングラス
- ユーカリ
天然ハーブをゴキブリが嫌っているというのはわかりました。でも、どういう風にしてハーブを使用すれば良いのでしょう?
天然ハーブをゴキブリよけとして使用するのは、以下のような方法がおすすめです。
- エッセンシャルオイル
- ハーブスプレー
- ハーブパック
- アロマポット・アロマディフューザー
- オレンジポマンダー
- 天然ハーブを栽培する
では、具体的な例を紹介しましょう。
ハーブのエッセンシャルオイルでゴキブリよけ!
例えば、上の画像はスペアミントのエッセンシャルオイルです。エッセンシャルオイルの使い方としては、次のような方法があります。
- ティッシュやコットンに含ませる
- アロマライトなどの器具を使う
- 蒸気吸入法
- フレグランススプレー
他にも良い方法があるかもしれません。是非、あなたのお好みの方法でハーブのゴキブリよけをお試しください。
では、エッセンシャルオイル以外の方法も紹介しましょう。
ゴキブリよけの為に天然ハーブを栽培しよう!
最も手軽なのはハーブのエッセンシャルオイルを使うという方法でしょう。しかし、より楽しめるのは天然ハーブを自分で栽培するという方法です。
家庭菜園などに興味のある方におすすめ!
例えば、上記の画像はスペアミント。スペアミントの種は楽天市場で275円で購入可能です。鉢植えにして玄関先に置いておくのも良いですし、外に植えて栽培するのもおすすめです。
特に鉢植えならゴキブリの侵入経路となりそうな場所に設置できるので、是非お試しください。
ところで、ゴキブリよけに天然ハーブを使うことにはメリットも多いのですが、実はデメリットもあります。
ゴキブリよけにハーブを使うメリット・デメリット
天然ハーブでゴキブリよけができるって、何だかお得な気分ですね。でも、どのくらい効果があるのかちょっと疑問・・・
天然ハーブを使ったゴキブリよけの方法について紹介してきました。では、そのメリットとデメリットについて考えてみましょう。
天然ハーブを使ったゴキブリよけ!3つのメリット
天然ハーブを使ったゴキブリよけの主なメリットとしては次の3点が考えられます。
- 安全性が高い
- 姿を見なくて済む
- 楽しみながらゴキブリよけができる
ハーブは天然成分なので非常に安全性が高いと言えます。特にペットや小さなお子さんがおられる場合には強力な殺虫剤などを使用することが難しいので、ハーブでゴキブリよけが可能ならそれが一番でしょう。
また、ゴキブリよけが目的なので、家の中にゴキブリが入らなくなります。その点ではゴキブリを見るのもイヤという場合には大きなメリットと言えます。
また、趣味でハーブ栽培をしているという場合には楽しみながらゴキブリよけができます。また、アロマテラピーが好きな場合にも癒しとゴキブリよけが同時にできるということで一石二鳥となるでしょう。
楽しみながら続けられるというのは大きなメリットです。
天然ハーブを使ったゴキブリよけ!3つのデメリット
天然ハーブを使ったゴキブリよけの主なデメリットとしては次の3点が考えられます。
- ハーブにはゴキブリの殺傷能力はない
- 家の中にゴキブリの巣がある場合は効果が無い
- ゴキブリがハーブに慣れる可能性がある
ゴキブリは天然ハーブの臭いを嫌って近付かなくなりますが、ゴキブリを殺すというわけではありません。
しかも、ハーブを設置する前に家の中に住みついているゴキブリには効果が薄いでしょう。ハーブの無いところに逃げることはあっても、家から出て行くほどの効果は期待できません。
また、ゴキブリの適応能力は非常に高いことがわかっています。ですから、ゴキブリがハーブに慣れるという可能性もあり、その場合は効果が薄れるでしょう。
まとめ
今回はゴキブリよけに天然ハーブを利用するという方法について紹介しました。
天然ハーブの中にはゴキブリの嫌いな臭いのものがあり、そのようなハーブについてはゴキブリよけに効果があります。ゴキブリよけに効果のある主な成分としては次の3点でした。
- チモール
- リモネン
- オイゲノール
それぞれ、独特な臭いのある成分という印象で、ゴキブリよけにも効果がありそうです。そして、上記の成分を含んでいる天然ハーブとしては次のようなものがあります。
- スペアミント
- 日本ハッカ
- クローブ
- レモングラス
- ユーカリ
ハーブ栽培やアロマテラピーが趣味という場合には、楽しみながらゴキブリよけもできるので一石二鳥です。しかし、残念ながらゴキブリ駆除の方法としては効果は薄いと言えます。
ですから、あくまでも天然ハーブを使うのはゴキブリが家に侵入しないようにする予防です。もし、ゴキブリを家の中で見掛けてしまったら、天然ハーブではどうすることもできません。
完璧なゴキブリの駆除を行うには専門業者に依頼するのがおすすめです。
天然ハーブはゴキブリが家の中に入らないように予防する為のものという認識です。予防しておけば安心・・・というわけでもありませんが、しないよりはしておいた方が良いでしょう。