昨日、ベランダでゴキブリの死骸を発見したんですよ!
えっ!?
見たくないものを見てしまったという感じでしょうか。
そうなんですよね。
家の中のゴキブリは駆除したつもりだったのですが・・・
どうしてこんなところに???
外から迷い込んだゴキブリだと思うので、それ程気にすることは無いと思いますけど。
ゴキブリの赤ちゃんだったらまた話は違うかもしれませんが。
ゴキブリは元々は屋外で生活していた昆虫です。ですから、ベランダで死骸を見付けたとしても何ら不思議なことはありません。
しかし、ベランダでゴキブリを発見したということは、ゴキブリに対する警戒レベルを引き上げた方が良さそうです。
まずはどうしてゴキブリがベランダで死んでいたのかということについて考え、更にベランダから室内にゴキブリが侵入するのを予防するということについて考えてみましょう。
ゴキブリがベランダにいた理由!どこからやってきた?
サチさんがベランダでゴキブリを発見したときには既にゴキブリは死んでいたそうですが、その死因についてはわかりません。考えられることとしては、次の5つです。
- ゴキブリの寿命だった
- 誰かに殺虫剤をかけられたから
- どこかで毒餌剤(どくじざい)を食べたから
- どこかの家でくん煙剤を吸ってしまったから
- その他の外敵に殺された
ゴキブリの研究者でない限り、ゴキブリの死因について深く追求することも無いと思いますが、どれも可能性があるということだけ覚えておいたください。
では、なぜゴキブリはベランダに居たのでしょうか?その理由としては次の2つが考えられます。
- ベランダ内または近くに巣がある
- 外から迷い込んだ
それぞれについて、もう少し詳しく解説しましょう。
ベランダ内または近くにゴキブリの巣がある説
ベランダ内やベランダ付近にゴキブリの巣があるかもしれません。なぜなら、ベランダやその付近はゴキブリが大好きな環境の可能性が高いからです。
ゴキブリがベランダを好む理由としては次のようなことが考えられます。
- ゴキブリが好む食べものが発生しやすい
- 物を置くことで、ゴキブリの住処になりやすい
ベランダには外からの葉や枯葉、土などが入り込む可能性があります。また、小さな虫なども良く見掛けるのではないでしょうか。
また、ベランダに観葉植物などを置くと、湿度も保たれることになり、ゴキブリの巣としても最適です。
ゴキブリは雑食性なので何でも食べます。ベランダに落ちている虫の死骸や枯葉なども餌になります。もし、ベランダに生ごみなどを置くようなことがあれば、ゴキブリも大喜びしているに違いありません。
そして、快適なベランダ生活を送っているゴキブリは、あなたの知らない間に繁殖している可能性も十分考えられます。
ゴキブリの赤ちゃんを見付けたら、既に近くで繁殖していると考えても良いでしょう。なぜなら、ゴキブリの赤ちゃんは非常に行動範囲が狭いので、巣が近くにあることを意味しています。
ゴキブリの赤ちゃんに関してはこちらの記事をご覧ください。
外からベランダに迷い込んだゴキブリだった説
ベランダやベランダ付近にゴキブリの巣が無いという場合、単純にベランダに迷い込んだだけという可能性が高いでしょう。
また、集合住宅の場合はベランダが隣の部屋と繋がっていることが多いので、隣の部屋に住み着いているゴキブリがベランダを伝って侵入してきたという可能性もあります。
いずれにせよ、赤ちゃんゴキブリ以外なら特に大きな問題にはらなりません。ただし、侵入防止対策をしていれば・・・という話ですが。
では、ベランダのゴキブリが部屋の中に侵入してこないようにするにはどうすれば良いでしょう?
ベランダのゴキブリ対策!侵入防止の工夫を!
ゴキブリがベランダの中に巣を作っているという場合には巣を駆除することが必要です。しかし、ベランダにゴキブリが迷い込むこと自体はそれ程大きな問題ではありません。
ただし、ベランダに迷い込んだゴキブリがほんの少しの隙間を見付けて部屋の中に入ってくる可能性があるので、その点には細心の注意を払う必要があるでしょう。
では、ベランダのゴキブリを室内に入らせない為にはどのような対策をすれば良いのでしょうか。考えられるのは次の4つの方法です。
- 窓の隙間を無くす
- エアコン室外機からの侵入経路をふさぐ
- 天然ハーブや毒餌剤を置く
- ゴキブリが好む環境にしない
では、それぞれについてもう少し具体的に解説しましょう。
窓の隙間を無くしてベランダからゴキブリが入れないように!
最もゴキブリが侵入しやすいのが、窓です。ですから、ゴキブリが侵入できない最も簡単で効果のある方法が次の2点になります。
- 窓を開けっぱなしにしない
- 窓の隙間を塞ぐ
夏場は窓を開けることが多くなりますが、必ず網戸を使用するのが大前提。そして、網戸とサッシとの間の隙間を無くすことが重要です。また、網戸を使用すると小さな隙間ができるので、その点も何とか工夫して隙間を無くしてください。
ホームセンターなどで販売している隙間テープなどを使用するのがおすすめです。
エアコン室外機からの侵入経路をふさいでゴキブリをシャットアウト!
窓以外にもゴキブリが侵入できそうな隙間があります。それはエアコンのドレンホースなどの穴です。また、配線を屋外から室内に通している場合にも隙間ができる可能性があります。
エアコンの室外機の設置場所として定番なのがベランダです。エアコンの室外機付近は熱も籠るので、ゴキブリにとっては住みやすい場所となります。
その近くに穴があれば、ほぼ確実に室内に侵入してくるでしょう。再度確認して、隙間があれば粘土などを使用して隙間を詰めてください。
エアコンのドレンホースに関しては上の画像のようなドレンカバー(防虫キャップ)などを取り付け、ゴキブリが入れないようにしてください。
ベランダに天然ハーブや毒餌剤を置いてゴキブリ対策を!
ベランダで観葉植物を育成したり家庭菜園を楽しんでいる方も多いようです。その流れでゴキブリが苦手な天然ハーブなどを育ててみてはどうでしょうか。天然ハーブに関してはこちらの記事を参考にしてください。
また、ブラックキャップやコンバットなどのベイト剤やホウ酸団子などを設置しておくことも有効です。
ベランダをゴキブリが好む環境にしない
前述した通り、ベランダはゴキブリにとって意外と住みやすい環境です。更に、生ごみや段ボールなどを置いておくと、ゴキブリも大喜び。
ですから、なるべくベランダにゴミなどを放置しないようにしましょう。
まとめ
今回はベランダでゴキブリを発見した場合の対処方法などについて詳しく解説しました。もう一度記事を振り返ってみましょう。
ベランダにゴキブリがいる原因として考えられるのは次の2点です。
- ベランダ内または近くに巣がある
- 外から迷い込んだ
ベランダ内やその付近にゴキブリの巣がある場合にはすぐに駆除することをおすすめします。ゴキブリの赤ちゃんを見掛けたら、ほぼ確実に巣があると思って間違いありません。
また、ゴキブリが外からベランダに迷い込んだという場合については、大きな問題はありません。しかし、そのゴキブリが室内に入り込むこ可能性があるので、できる限りの対策を行いましょう。
ゴキブリの侵入を防ぐには、次の4つの方法がおすすめです。
- 窓の隙間を無くす
- エアコン室外機からの侵入経路をふさぐ
- 天然ハーブや毒餌剤を置く
- ゴキブリが好む環境にしない
ベランダはゴキブリが住むのに快適な場所なんですね。ゴキブリにとって快適な場所でなくなるように対策をすることをおすすめします!